周りに人がいないことを確認してから小さく呪文を唱える。
流石に箱まで出したら人に見つかった時、迷惑だからね。
だけど、唱えても少ししか消えなかった。
……だったら。
「ケンファインα。」
自分を落ち着かせ、再度そう言う。
ケンファインの強化型呪文。魔力の消費が大きいからあまり使いたくないけど、箱が出せないんだったら致し方ない。
私は使いながら一人で頷いて、浄化した。
ちょっとしぶとかったけど、無事に浄化できて胸を撫で下ろす。
とりあえずは……これでいいよね?
私は少し様子を見てから、大丈夫だと判断して西棟に入った。
中央棟に向かう途中、私は昨日新さんがいた中庭に視線を動かす。
「……あっ。」
そこには、ベンチにもたれて座っている新さんの姿があった。
新さん、中庭好きなのかな?
そう思いながらも、とりあえず中庭の扉を開ける。
足を踏み入れると、新さんが気付いたようで私のほうに視線を向けた。
「こ、こんにちは。」
言葉を発さないのは失礼だと思ったから、ひとまず挨拶をする。
流石に箱まで出したら人に見つかった時、迷惑だからね。
だけど、唱えても少ししか消えなかった。
……だったら。
「ケンファインα。」
自分を落ち着かせ、再度そう言う。
ケンファインの強化型呪文。魔力の消費が大きいからあまり使いたくないけど、箱が出せないんだったら致し方ない。
私は使いながら一人で頷いて、浄化した。
ちょっとしぶとかったけど、無事に浄化できて胸を撫で下ろす。
とりあえずは……これでいいよね?
私は少し様子を見てから、大丈夫だと判断して西棟に入った。
中央棟に向かう途中、私は昨日新さんがいた中庭に視線を動かす。
「……あっ。」
そこには、ベンチにもたれて座っている新さんの姿があった。
新さん、中庭好きなのかな?
そう思いながらも、とりあえず中庭の扉を開ける。
足を踏み入れると、新さんが気付いたようで私のほうに視線を向けた。
「こ、こんにちは。」
言葉を発さないのは失礼だと思ったから、ひとまず挨拶をする。

