理事長室を出て、時計に目を走らせる。
八時……もうすぐホームルームが始まる時間だ。
その前に職員室に行かないと。
生徒手帳はスマホみたいになっていて、校内マップも入っていて凄く使い勝手が良い。
さっきまでは紙の地図を見ながらだったからなぁ……。
生徒手帳の地図を見ながら職員室まで向かう。
えーっと、ここを曲がって……あ、あった!
【職員室】と書かれた文字を見つけ、ほっと安堵する。
緊張していたから、一旦間をおいてノックしてドアを開ける。
「失礼します。今日からここに編入する事になりました、柊木栞です。」
出来るだけ大きな声で言い、噛まなかった事にまた安堵する。
……って安堵しすぎだっ!
「柊木さん、担任の先生を呼んでくるから待ってて。」
「はい。」
一番近くにいた先生がそう言ってくれて、一旦奥のほうへと入っていった。
しばらく待っていると、奥からさっきの先生と男の先生が出てきた。
「僕が担任の戌待柴だよ。気軽に柴先生と呼んでくれ。」
柴先生はそう言うと、にこっと微笑んだ。
八時……もうすぐホームルームが始まる時間だ。
その前に職員室に行かないと。
生徒手帳はスマホみたいになっていて、校内マップも入っていて凄く使い勝手が良い。
さっきまでは紙の地図を見ながらだったからなぁ……。
生徒手帳の地図を見ながら職員室まで向かう。
えーっと、ここを曲がって……あ、あった!
【職員室】と書かれた文字を見つけ、ほっと安堵する。
緊張していたから、一旦間をおいてノックしてドアを開ける。
「失礼します。今日からここに編入する事になりました、柊木栞です。」
出来るだけ大きな声で言い、噛まなかった事にまた安堵する。
……って安堵しすぎだっ!
「柊木さん、担任の先生を呼んでくるから待ってて。」
「はい。」
一番近くにいた先生がそう言ってくれて、一旦奥のほうへと入っていった。
しばらく待っていると、奥からさっきの先生と男の先生が出てきた。
「僕が担任の戌待柴だよ。気軽に柴先生と呼んでくれ。」
柴先生はそう言うと、にこっと微笑んだ。

