わからなくて、わからなくて、逃げ出して。



そして再会の時まで、逃げ続けた。





琥珀と一緒に保健室にいる、散々逃げてきたあのオレンジ頭を見つけて。



「……ん?は?」



私は信じたくなくて、目を細めたのだった。




ミツハ / end.