青春の備忘録

 拍手喝采であった。
 私も、弾き語りをしながら、私の歌やギターを聞いてくれる人たちの顔を見た。
 興味深そうな顔や物珍しいものを見るような顔に、にこりと笑って歌を聞いてくれる人、自然と体が動いている人。
 3階の渡り廊下には、ペンライトを持って応援しに来てくれたクラスメイトまでいる。
 写真を撮っている教員や校長もいる。
 「ありがとうございましたー!」
 最後にギターを抱えつつ大きく一礼した。
 中庭にはまだ冷める様子のない(ほとぼ)りを感じる。
 「午後1時30分からは、このステージで私の所属している合唱部のライブもありますので、お時間ある方はぜひ合唱部のステージもよろしくお願いします!」