「田川さん!ギターかっこよかったね〜!」
食堂に向かっていると、1年の時の担任の先生に会った。
「先生!ありがとうございます!」
「はい、これ、差し入れ。あなた何も食べてないんでしょ?」
先生は私に焼き鳥のパックを差し出した。
「えっ、先生、いいんですか」
「いいのいいの、食べちゃいなさいよ」
私は先生のすっきりとした笑みで少し空腹を忘れた。
「実は今日ライブとかクラスの展示とかで出詰めで……今ご飯探してたんですけど流石にどこも売り切れでしたね……先生ありがとうございます!美味しくいただきます!」
私は先生と別れて、すぐそばの中庭にあるベンチに座り、ステージを眺めながら焼き鳥を頬張る。
ああ、私、さっきあのステージでギター弾いたんだなあ。
みんな、楽しんでくれてたなあ。
私はまだどこか、目の前に見える白いステージでライブをしたという実感が湧かないような、ふわふわした気でいた。
食堂に向かっていると、1年の時の担任の先生に会った。
「先生!ありがとうございます!」
「はい、これ、差し入れ。あなた何も食べてないんでしょ?」
先生は私に焼き鳥のパックを差し出した。
「えっ、先生、いいんですか」
「いいのいいの、食べちゃいなさいよ」
私は先生のすっきりとした笑みで少し空腹を忘れた。
「実は今日ライブとかクラスの展示とかで出詰めで……今ご飯探してたんですけど流石にどこも売り切れでしたね……先生ありがとうございます!美味しくいただきます!」
私は先生と別れて、すぐそばの中庭にあるベンチに座り、ステージを眺めながら焼き鳥を頬張る。
ああ、私、さっきあのステージでギター弾いたんだなあ。
みんな、楽しんでくれてたなあ。
私はまだどこか、目の前に見える白いステージでライブをしたという実感が湧かないような、ふわふわした気でいた。