男のやり方は間違えだったかもしれないけれど、梓を助けたいという気持ちはきっと3人と変わらない。


自分たちにできることんなんて少ししかないけれど、それでも梓のためになにかしたいと思って行動を続けてきたのだから。


「そうだな……」


海斗は作ってきた千羽鶴をベッド脇に飾り付けながら返事をしたのだった。