「そういえば、ルージュちゃんはどこに住んでたの?」 いつからちゃん呼びになったのか、キースは自然に距離を詰めてくる。 ルージュはムッとしながらも答える。 「リトルです」 「あぁ、あそこか。ここに来るまで遠かったでしょ?」 「まぁ…」 あまり、自分のことについて聞かれたくないので 早々にサンドウィッチを食べ終わり、読書をすることにする。 キースはそれでもなお質問を投げかけてくる。しかも最悪な。 「…ねぇ、家族は?」 その場の空気が凍った。