そんな仲睦まじい兄妹の姿を、国民たちは目に焼き付ける。 この日だけで、感動の涙を流した人はどれだけいるだろう。 みんな、ハンカチをビショビショにしながらパレードを見守る。 パレードが終わると、王城でパーティーが開かれる。 たくさんの貴族が集まり、王女ネロリナに挨拶をしていく。 「王女殿下っ、お会いできて光栄です」 「こちらこそ、お会いできてとても嬉しいです。ダランシェ公爵」