二人はネロリナの姿を見るなり、狂気に満ちた顔で笑う。 「あぁ、マリスっ。今までどこにいたの?」 「ずっと探してたんだぞ。お義母さんが変なこと言うから、それを信じちゃったんだよな」 「もう大丈夫よ、あの人の言うことなんて気にしなくていいの」 「また家族一緒に暮らそう」 その姿を見た者たちは、不快そうに眉を寄せごみを見るような目で罪人を見る。 「勝手にしゃべるなっ。大人しくしてろっ」 二人の両脇に控える騎士が怒鳴るが二人は止まらない。