王子な兄(仮)に出会ったら過保護になってめっちゃ構ってきます



「世界最高峰の魔力を持つ証明である黒目と黒髪を、偽装できるわけないだろうっ!?」

「そうよ、リィラっ。いい加減にしなさいっ」

ネロリナの本当の姿は、黒目黒髪。

世界にいるかどうかの希少な色を持っている。

黒は尋常ではない量の魔力、世界最高峰の魔術師の証だった。

「そ、そんな…。わ、私が、この私が、こんなところで終わるわけないのよ。

何のために貴族の娘になって、何のために公爵令嬢のレイチェルに取り入ったと思ってるのよ。

やっとここまで来たのに…っ」