王子な兄(仮)に出会ったら過保護になってめっちゃ構ってきます



『王女殿下、国王御一家、バンザーイっ』

そんな言葉が飛び交う。


しかし、やはりと言うか、感動をぶち壊したのはリィラだった。


「ちょっ、ちょっと、待ってよっ。ど、どうせ、その姿も偽物なんでしょう!?」

「リ、リィラっ、やめなさいっ」

いつの間にかリィラのそばには、義理の両親と思われる男女が立っていた。

抱擁を解くと、リィラに向き直る。