王子な兄(仮)に出会ったら過保護になってめっちゃ構ってきます



「生きてていいに決まってるでしょうっ。

あなたは、わたくしの娘なんだからっ。

……生きててくれて、ありがとうっ…、ネロ…っ」

その言葉に目を瞠り、自然と涙が零れた。

「ネロ…、ネロっ…。愛しい我が娘。会いたかったよ、ネロ」

「ネロっ、会いたかった…っ」

「生きててくれて、会いに来てくれて、ありがとう…っ」

父と兄二人も母ごと抱きしめてくれる。