「なら、どうして?」 三年生が、クフォードが卒業するまでしかこの学園にいないから。 だが、本当のことは言えない。 「私は、前に言った通り恋愛に興味はないし。 人を好きになることは、この先もないと思います」 「…じゃあ、こうしよう。今の三年生が卒業を迎えるまでに、君を振り向かせてみせる。 それでも僕を好きにならなかったら…、君をあきらめる」 これでどう?と、問いかけてくる。