(さて、何個か魔物の魔石を持ってかえって、森の奥にちゃんと行ったことを証明しないと) ルージュは森の奥へと歩き出した。 ーー数分後 (確かにそれなりに、強い魔物はいたけど…) すでに、ルージュの手には魔物を倒したことを証明する五つの魔石が握られていた。 (もう、そろそろいいかな…) 学園へ帰っていると、ふと嫌な空気が流れてきた。 心の底からの嫌悪感、拒絶。 「何これ…」