クラスメイトたちはどうするべきか、迷っている様子。

ルージュを裏の森に連れて行って、危険な目に合わせ破滅するか

レイチェルに逆らって破滅するか。

「私は魔物にやられるほど弱くありません。裏の森に行き、そのままただ帰ってくるだけです」

「……」

お互いの顔を見合わせ、どうするのが最善かを考えている。

「いいですか、向こうサイドの方たちに皆さんが寝返ったことを悟られてはいけません。あくまでも慎重に」

「…わ、分かりました。どうか無事に帰ってきてください」

「皆さんも、くれぐれも目を付けられないように」