「簡単には許されないことだってわかってるんですけど…。これ以上は…」

「あのっ、俺からもいいかな…。今まで本当にすまなかった」

何故か最初に声をかけてきた生徒を皮切りに、教室に残っていた生徒たち全員から謝られてしまった。

「えっと…、なんで急に」

「この前の休みにレイチェル様が開いたお茶会があって…」

「実はレイチェル様がお茶会を開くのは二度目で」

「一度目のお茶会は、ルージュさんに嫌がらせをするようにって言われて」

「でも、この前のお茶会では…」