味はチョコレート味だけではなく、バニラと苺、そしてキャラメル味の四種類を作る。カラフルな方が華やかで、結衣に楽しんでもらえると思ったのだ。
「マカロンなんて、あの三人が用意できるはずもないしな。俺の圧勝にしたい」
沸騰直前まで温めた生クリームの中にチョコレートを割って入れ、チョコが溶けるまで混ぜていく。そして、溶かしたチョコをボウルに入れ、粗熱が取れてからラップをし、冷蔵庫で一時間冷やす。
「よし、生地を作らないとね!」
アーモンドプードルや砂糖、ココアパウダーを入れ、別のボウルにふるい入れる。お菓子作りを進めていくたびに、「おいしい!」と笑う結衣の顔が浮かび、緊張してしまう。
(もし告白がうまくいったら、毎日一緒に学校に行きたいな)
結衣と陸斗の家は反対方向だが、恋人ができたら一緒に登下校をしてみたいと思っていた。結衣一人だと変質者に襲われてしまうのでは、という心配が陸斗の中にはあるのだ。
「マカロンなんて、あの三人が用意できるはずもないしな。俺の圧勝にしたい」
沸騰直前まで温めた生クリームの中にチョコレートを割って入れ、チョコが溶けるまで混ぜていく。そして、溶かしたチョコをボウルに入れ、粗熱が取れてからラップをし、冷蔵庫で一時間冷やす。
「よし、生地を作らないとね!」
アーモンドプードルや砂糖、ココアパウダーを入れ、別のボウルにふるい入れる。お菓子作りを進めていくたびに、「おいしい!」と笑う結衣の顔が浮かび、緊張してしまう。
(もし告白がうまくいったら、毎日一緒に学校に行きたいな)
結衣と陸斗の家は反対方向だが、恋人ができたら一緒に登下校をしてみたいと思っていた。結衣一人だと変質者に襲われてしまうのでは、という心配が陸斗の中にはあるのだ。


