「報告書、自分で書きます」

「まぁ、辛いだろうが気持ちの整理ができるんじゃないか、ところでオプションの報告書を渡しておくよ」

そう言うとA4サイズの茶封筒を渡された。

「今回の調査の副産物みたいなものだ、どうするかは有佳ちゃん次第だよ」

書類をパラパラを見ながら言葉が漏れてしまった
賢也・・・バカだな・・・


少し冷めた気持ちになった。

「あと、部屋に鍵を付けたいんですが、そう言うのってどこに頼めばいいのか知ってますか?」

「ああ、それなら知り合いに鍵屋がいるよ、いつ付けたいの」

「月曜日の日中なら賢也がいないから」












土日は苦痛・・・賢也がいるから



仕事を始めて良かった。