「賢也」

「ごめん、起こしちゃった?体調はどう?」

「うん、平気・・・だから・・・しよ?」

一瞬、空気が変る、賢也はきっと断る
「ごめん、疲れちゃって」

「そうだよね、ごめんね」
身体から熱が冷めていく、頭の先から冷気が足の指先まで下がっていく。

ゆっくりとベッドからでてリビングへいく。
テレビを付けてぼんやりと眺める
金曜日以外は賢也から求めてくるのに・・・

自分の“城”に向かった

ソファベッドに横になる

胃潰瘍になっちゃうかも・・・・