「ねぇ、離婚はいつ成立するの?」

「あぁ妻がなかなか承諾してくれなくて」

「お前みたいなつまらない女はいらないって言ってさっさと判子を押してもらったらいいじゃない、性の不一致って言って」

「それだけじゃ離婚の理由にならないだろ」

「奥さんの写真って無いの?」

「無いから見せられないよ」

「人に見せられないくらい不細工なの?不細工でエッチもつまらないなんて賢也くんが可哀想」
「もう一回しよ」

「いや、そろそろ帰らないと」

「だ~め、週に一回しか会えないんだから。もう一回してくれなかったら先にわたしが奥さんに言いに行くけど」

「あっ、だめだ・・・帰らないと、やめっ・・・んっ」


「・・・・」

「・・・・」


「あああっ賢也くん、いい」