今回、お義父様は死なない。
そう思うと少しづつ気持ちが落ち着いてきた。
でも、どうして“今”お義父様を殺そうとしたんだろう。
邪魔なら、私だって・・・
そうか、まだ永遠が生まれていないから。だから、私を始末できないんだ。
私と結婚したのは単に弥生が欲しがる海の子供を産ませる為だから。
見慣れた白の高級車が目の前に止まり、会いたかった人が降りてきた。
咄嗟に抱きつくと、泣くのをやめようと思ったのに、お義父様の顔を見たら涙が出てきた。
「お義父様・・・」
お義父様は何も言わずに背中をトントンと叩いてくれた。
「ここだと他の車の邪魔になるから、とりあえず駐車しようか」
そう言うと、テニスバッグを後部座席にのせると、助手席のドアを開けてくれた。
ドリンクホルダーに手のひらサイズほどのステンレスボトルが入っていた。
お義父様は駐車場に入るとスーパーの入り口からは遠い目立たない場所に駐車するとエンジンを止めた。
「あの、このボトルは?」
「それが弥生から渡されたものだよ」
「これ、私が預かっていいですか?」
「いいけど、何かあるのかい?」
なんて答えればいいのかわからなくて「はい」とだけ答えてクロスがけのバッグに入れた。
「あの、お義父さま。今から一緒に歩いて家に行ってもらっていいですか?」
「奈緒さんの気の済むようにしよう」
お義父さまはそれ以上何も聞かずに、一緒に歩いてくれた。
「お義父様が悲しむことになるかもしれないんですけど、それでも一緒に行ってもらえますか?」
そう思うと少しづつ気持ちが落ち着いてきた。
でも、どうして“今”お義父様を殺そうとしたんだろう。
邪魔なら、私だって・・・
そうか、まだ永遠が生まれていないから。だから、私を始末できないんだ。
私と結婚したのは単に弥生が欲しがる海の子供を産ませる為だから。
見慣れた白の高級車が目の前に止まり、会いたかった人が降りてきた。
咄嗟に抱きつくと、泣くのをやめようと思ったのに、お義父様の顔を見たら涙が出てきた。
「お義父様・・・」
お義父様は何も言わずに背中をトントンと叩いてくれた。
「ここだと他の車の邪魔になるから、とりあえず駐車しようか」
そう言うと、テニスバッグを後部座席にのせると、助手席のドアを開けてくれた。
ドリンクホルダーに手のひらサイズほどのステンレスボトルが入っていた。
お義父様は駐車場に入るとスーパーの入り口からは遠い目立たない場所に駐車するとエンジンを止めた。
「あの、このボトルは?」
「それが弥生から渡されたものだよ」
「これ、私が預かっていいですか?」
「いいけど、何かあるのかい?」
なんて答えればいいのかわからなくて「はい」とだけ答えてクロスがけのバッグに入れた。
「あの、お義父さま。今から一緒に歩いて家に行ってもらっていいですか?」
「奈緒さんの気の済むようにしよう」
お義父さまはそれ以上何も聞かずに、一緒に歩いてくれた。
「お義父様が悲しむことになるかもしれないんですけど、それでも一緒に行ってもらえますか?」



