「いっただきまーーすっ!!」
「うっそ、本当に食べちゃったよ……。ボクしーらないっ」
うん、まだ平気。
まだいける、だいじょうぶ辛さが追い付いてきてない。
………下からだんだん沸騰してくるように、それはぐおーーんっと上昇。
「ごふ…っ!!ごほっ!!う…っ!!!ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!!!」
「ほら水っ!はやく流しちゃえっ!」
さすがに私の勇姿を認めてくれたらしい。
開始10秒間近でとてつもなく噎せた私に、お茶とお水のダブルサポートをしてくれる颯。
ゴクゴクゴクゴク……ごっくん!!
「………うんっ!おいしいっ!ありがとさっちゃん!!」
はい笑顔。
はいもうとびきりのスマイルを送るのだ。
涙と汗と、なんかもうよく分からないひっどい顔してるだろうけど笑顔だ澪っ!!
「───…初めてだ…」
そんな私を驚いたように見つめて、噛み締めるようにつぶやいたさっちゃん。
ぜんぶ食べれたわけじゃないし、半分残っちゃってるのがどこか悔しい。
本当は出来るなら丸々1貫たべたかったけど…。
「すごい…、僕のこれ、飲み込むまで食べてくれた子なんか初めてだよ」
残り半分をぱくっと頬張って、嬉しそうに微笑んだ顔ゲット。



