「さっちゃん!!」
「鹿野さんっ!!」
「……あれ、まだ帰ってなかったの?もうとっくに下校時間すぎてるよ2人共」
生徒会があって居残りをしていたらしい生徒会長さんを、颯とじーーっと待っていた放課後。
その姿が見えると一目散に駆け寄った。
「一緒に帰ろっ!なんかね、ブスが一緒にご飯いこうって誘ってきて!」
「ねぇブスってなに!!」
「あ、クマ」
言い直しても遅いんだってば!!
わざとでしょ!!
お前はぜったいわざとでしょ颯っ!!
「ちょっと早めだけど、今夜もパーティーだろうし先に食べるのもいいかなって!どうかなさっちゃん!」
パーティーとは、任務のこと。
外で公に発言できないことだから、こうしてカムフラージュってやつだ。
「…ん、いこう。ごめんねなんか待ってもらっちゃって」
「いーのいーの!!颯と一緒に課題おわらせたりしてたしっ」
「ボクの写してただけじゃんっ」
ぐいぐいと一緒にさっちゃんを押しながらも、颯と痴話喧嘩。
颯もすこし気になってたらしくて私の提案には賛成だった。



