さっちゃん……?これ、何事…?
どーいうこと?
なに、え、もう全然わからない…。
なんかもう新しい名前が出すぎて分からないし、混乱だし、殺されたとか俺たちとか。
もう頭がぐわんぐわんだ。
いつも穏やかで優しい人なのに、こんなに感情を露にさせているナンバー1を見たのだって信じられない。
「おー、こわ」
「…いつからそんなになっちゃったんだよ、侑李(ゆうり)」
「お前がいつまでもくだらないことしてっからだよ。いい加減、現実見ろっての」
びくともしない。
そいつはびくつきもしないし、それどころかさっちゃんを見て遊んでるような感じさえもする。
……さっきはトイレの場所おしえてくれて感謝してたけど、その感謝は土に埋めようと思った。
「だったらなんで侑李はα9を続けてるの?」
アルファナイン……。
このユウリって人はα9の人…?
「…俺はもっと上を目指したいだけ。お助けマンだなんてお遊びはもう終わってんだよね」
お前まだそんなことやってんの?と、追い討ちをかけるような言葉。
いいじゃんお助けマンで。
それのなにが悪いの、確かに表面上は窃盗団だから何も知らない人たちには悪く見られちゃうけど。



