せっかく始まった高校デビューを、スクールライフを、こんなところで終わらすわけにはいかないっ!!
それにさっちゃんが私のためにここまでしてくれたんだから!!
絶対、それを無下になんか出来ないしっ!
「ミオ、颯、おなじクラスになったんだって?」
「鹿野さんっ!もうサイアクだよ~!!ボクの穏やかな高校生活が無くなったぁ」
「そんなの俺のセリフだよっ!」
HRも終わって、教科書が渡されたりして大荷物のなか賑わう校門前にて。
「入学おめでとう」と、私達だけへと特別な言葉がもう1度贈られた。
「もう!ぜったい学校ではブスって呼ばないでよ!!クマちゃんでもなんでもいいからそっちにして!」
「だってブスはブスだもん。ブスなクマちゃん」
「なにも変わってねぇどころか悪化してんだよおお!
それにそこまで悪くないし…!!確かにあんたらと比べると全然だけどっ」
「え、この人なに自分で言ってるの…?ヤバ~い」
ねぇもう嫌なんだけど……。
入学早々こんなに体力つかうのって中々ないよ…。
「ほらもう喧嘩はやめ2人共。みんな驚いてるから」



