路地裏Blue Night.





うん……?

なにがおめでとう……?

えっと、唐突すぎて話が読めないのですが…。


こうこーいちねんせ…?にゅーがく……?
せいふく…って……?



「ほら、」


「……え!?これってどこの制服!?私立!?私立だよね!?」



差し出された一式。

白いブレザー、黒いネクタイ、チェック柄のズボン。


それはどこかの私立高校の男子生徒の制服にしか見えないし……これ、知ってる。



「えっ!?花ノ宮じゃん!!これっ!!」



私立花ノ宮(はなのみや)高等学校───そこは金持ちセレブ高校で有名な私立高校だ。

しかも男子校で、イケメン勢揃い!!なんて言われるところの。



「ごめん。本当は女の子として通わせたかったんだけど…やっぱり僕のとこじゃないと手続きがうまくいかなくて」


「……僕の……とこって、」


「言ってなかったっけ。僕、今年花ノ宮の3年なんだ」



………言ってねぇぇぇよぉぉぉう!!!

それがずっと気になってたんだよぉぉぉ!!!


え、なに、高校生だったの!?

私の2コ上だったの!?!?



「……いや、あの、婚約者は、」


「そんなの忘れて」