コンビニへ寄って、ジュースやらお菓子やらお弁当やらを購入してもらいーの。
それから連れてこられた場所は、繁華街から少し外れたところに位置する高層マンション。
……の、わりと最上階。
「とりあえず怪我見せて」
「…えっと、それ前に言わなきゃいけないことが、」
「ん?なに?」
辺り一面ガラス窓に囲まれてるリビングってどーなの。
なんかすっごい高いし、ソファー大きいし、ガラステーブルも大きいし。
それなのに静まり返ってるし、私達しか居ないみたいだし。
ぽすっと座らせられたソファー。
すぐにマグカップに飲み物を注いでくれるあたり……こいつ慣れてやがる。
「あのー、なんていうか今更なんですけど…自分、実は…」
「あ、ストップ」
女なんです、と。
せめてそれだけは言わせてよ兄ちゃん。
私を弟と重ねてるならもっとよく見てよ、あなただけだよ騙されてくれたのは。
だってここに住まわせてくれるってことでしょ…?
かけられた服とか、私物とか見回すあたり、お兄さんの家だってことは見てとれる。



