路地裏Blue Night.





転けた身体は待ちわびていたふわっと感にすくわれる。

いつもはおんぶなのに今日はどうしてかお姫様抱っこみたいになってるけど…!!



「あいつらひどいよさっちゃん…!!」


「ね、とりあえず僕らは裏から回って合流しよう」



そのまま地上の細道へ。

お姫様抱っこされたまんまだけど……!



「ったく、おせーぞお前ら」


「ごめんごめん。思ったよりクズでびっくりしてさ」


「は?」


「ううん、なんでも」



なんとか覆面集団と合流。


それからどんどん進んでゆく先は空き地の広がる裏手だった。

ここら辺はホームレスやチンピラが屯する場所って聞いていたけど…。



「おう、お疲れ」


「本郷さん…!お疲れっす!!」


「ブツは手に入ったか?」


「はい!!」



……なんかすごそうな人が座ってる。

なんかめちゃくちゃ柄の悪い兄ちゃんがジャングルジムの真上に座ってる…。


ここが拠点…?

ここって、普通の空き地に作られた公園にしか見えないんだけど…。



「ん?なんか人数増えてねぇか?今日募ったのは7人のはずなんだが」


「募った?ここってなんかの募集制だったっけ?」