座りたくないソファー

「お母さんたぶん・・・このソファーに魅入られたんやと思う。あの時のお母さん変やったから・・・」


「ごめんな・・・そうかもしれんなぁ・・・」



そしてそのソファーは返品することに・・・。


倉庫にもう1つ同じソファーあるのでと家具屋さんに言われそのソファーを迎えることに・・・。


我が家にソファーがやって来た・・・。


ソファーを設置・・・する前に気づいた・・・。


そして伝える・・・。


「このソファーも女の人の霊がついてますと・・・あの・・・同じソファーまた持ってきたんですよね?」

「いや、そんなわけは・・・ないはずですが・・・私達は家具を運んでいるだけですので・・・」と配送担当の人は焦っていた。


うん・・・配送担当の、人は悪くない。


そして当たり前だがこのソファーも返品する事に・・・。



家具屋さんに電話したところ
同じソファーではない、霊なんてついてないの一点張りで話になりませんでした・・・。


いえ・・・確実に霊ついてましたからね・・・。



でも・・・ふと思う事がある・・・。


あのソファーは今どこにあるのか?


倉庫で眠っているのか・・・誰かの家に設置してあるのか・・・。


そしてあのソファーについていた女の人の霊はまだついたままなのか?とか・・・。



その後あのソファーがどうなったのか?私には知るよしもありません・・・。



【完結】