「「よっ」」
眉をひそめ玄関を開けると、ふわっと良い匂いが漂った。
「これ今日の夕飯!からあげ!」
「芽衣のもあるよ」
と、私の両サイドを通り抜けて部屋に入る2人。
「ちょっと大志!奏志!勝手に入らないでよ!」
そのまま当たり前かのようにコタツへと導かれるように入っていく。
「ここも俺らん家みたいなもんだろ。さぁ食おうぜ」
「芽衣、お茶入れて!あ、やっぱコーラがいい!」
いっつもそうだ。
いっつも2人がいるんだ。
「…こないだ大志が置いてったコーラだから炭酸抜けてるかもしれないけどいい?」
「えー、じゃあ奏志ちょっと買ってきて」
「お前が行けよ」
「は、めんどくせーし」
「つーか俺もコーラがいいし!」
なんですぐ、こんな賑やかになっちゃうんだろ。さっきまで暗くて静かで、朝を待つだけの空間だったのに。
「「じゃあお前が…っ」」
「わーかったから!!2人もお茶!!!夕飯にコーラとかデブるし!!」
あぁ、寂しいのなんてどっか吹き飛んじゃった。
みんなで囲むご飯ってなんでこんなおいしいのかな。
眉をひそめ玄関を開けると、ふわっと良い匂いが漂った。
「これ今日の夕飯!からあげ!」
「芽衣のもあるよ」
と、私の両サイドを通り抜けて部屋に入る2人。
「ちょっと大志!奏志!勝手に入らないでよ!」
そのまま当たり前かのようにコタツへと導かれるように入っていく。
「ここも俺らん家みたいなもんだろ。さぁ食おうぜ」
「芽衣、お茶入れて!あ、やっぱコーラがいい!」
いっつもそうだ。
いっつも2人がいるんだ。
「…こないだ大志が置いてったコーラだから炭酸抜けてるかもしれないけどいい?」
「えー、じゃあ奏志ちょっと買ってきて」
「お前が行けよ」
「は、めんどくせーし」
「つーか俺もコーラがいいし!」
なんですぐ、こんな賑やかになっちゃうんだろ。さっきまで暗くて静かで、朝を待つだけの空間だったのに。
「「じゃあお前が…っ」」
「わーかったから!!2人もお茶!!!夕飯にコーラとかデブるし!!」
あぁ、寂しいのなんてどっか吹き飛んじゃった。
みんなで囲むご飯ってなんでこんなおいしいのかな。



