「疲れたろう。
少しゆっくりしろ。
俺は明日途中で抜けるための手筈を整えてくる。
まあ、侑李がちゃんとやってくれているとは思うが」
真珠ひとりを寝室に置いて、階段を上がっていく桔平に、
「すみません」
と真珠は頭を下げた。
真珠の案内のために無理して時間をとってくれたようだったからだ。
名ばかりの妻なのに、申し訳ないな、と思いながら、真珠はベッドに腰かけ、目の前を行ったり来たりする魚たちを眺める。
ああ、そうだと思い、スマホを取り出した。
通じないかと思ったが、電波はちゃんと届いていた。
真珠は佳苗にメッセージを入れることにした。
前回の返事、短すぎたな、と思ったからだ。
「みなさん、お元気ですか?
こっちはなんとか元気にやっています」
写真も送ってみた。
さっきのレストランで撮った魚と、今、目の前にいる魚の写真だ。
……魚ばっかりになってしまったな、と思ったとき、桔平が戻ってくる。
少しゆっくりしろ。
俺は明日途中で抜けるための手筈を整えてくる。
まあ、侑李がちゃんとやってくれているとは思うが」
真珠ひとりを寝室に置いて、階段を上がっていく桔平に、
「すみません」
と真珠は頭を下げた。
真珠の案内のために無理して時間をとってくれたようだったからだ。
名ばかりの妻なのに、申し訳ないな、と思いながら、真珠はベッドに腰かけ、目の前を行ったり来たりする魚たちを眺める。
ああ、そうだと思い、スマホを取り出した。
通じないかと思ったが、電波はちゃんと届いていた。
真珠は佳苗にメッセージを入れることにした。
前回の返事、短すぎたな、と思ったからだ。
「みなさん、お元気ですか?
こっちはなんとか元気にやっています」
写真も送ってみた。
さっきのレストランで撮った魚と、今、目の前にいる魚の写真だ。
……魚ばっかりになってしまったな、と思ったとき、桔平が戻ってくる。



