あまり得意でないヘリなのに、乗り込み、扉が閉まった瞬間、安心してしまった。 扉が閉まっているというだけで、なんという安心感っ。 調子に乗った真珠は、いつもならあまり覗かない下を覗いてみた。 今日のドバイは霧もなく、カラフルな光の洪水のようなドバイの街がよく見える。 「わあ」 と真珠は思わず、声をもらした。 海上にはヤシの木のような人工島、パーム・ジュメイラが光り輝いている。 真珠たちの乗ったヘリはドバイ上空を少し遊覧したあとで、まだ建設中のザ・ワールドに着陸した。