ご先祖さまの証文のせいで、ホテル王と結婚させられ、ドバイに行きました

「やっぱりあれですね。
 ピンチを共にすると、仲が深まりますよねっ。

 吊り橋効果ですよっ」
と真珠が叫ぶと、桔平は自分と真珠との間に空いた微妙な空間を見ながら、

「俺とお前の間には吊り橋はないのか……?」
と呟いていた。