もしかして、千住くんと何かあった、とか?
……それで、真生はわたしを頼ってくれたの?
「あ、ほんと、凛琉の放課後が空いてればでいいから」
「っううん!わたしのほうはぜんっぜん大丈夫!でも、真生は大丈夫なの?いっつもバイト入れてるのに……」
頼ってくれている。
その事実にこれ以上ないほどやる気がみなぎるけれど、真生のバイト事情が頭をかすめる。
この子、本当に、正真正銘のバイト魔だから。
将来絶対社畜になる。
「うん。凛琉が引き受けてくれるのなら、バイトは7時からにしてもらうから」
「そっか!なら、明日……は、無理か。来週からとか、」
「あ、それなら大丈夫。ちょっと待って」
スッとスマホを取り出したかと思うと、ぽちぽち操作して、耳に当てる。
その後、すみませんとか、お願いします、とか。いろいろ繋がった相手と話して。
「明日から7時に変更してもらった」
「え、それすごくない?」



