……そう、割れたのだ。
私達が初めて出会った、あの時と全く同じように。
倒れたジルと私は顔を見合わせて、真ん中に落ちたクリスタルを見て見ぬふりをするしかない。
青ざめる私に掛ける言葉もないフェイムは頭を抱え始めた。
『本当に厄介事ばかり引き起こしよって……』
のんびり寛いでいたはずのリュードルが、いつの間にかやって来て睨みつけてくるけど、そんなの今の私にはこれっぽっちも効かない。
『今度こそ力ごとレヴィローラの元へと返ったようだな……それで?今後どうすると言うんだ?ここでの職の中心はお前なんだぞ』
「……えっとぉ」
確かにこの場から離れて、仕事を放置していくのはまずい。



