私が今こんなに冷静なのは、自分でも訳がわからない。 「ほんとは……ずっ、と、謝りたかったの……! もう、遅いって、遅すぎるな、って、怖かった……。 次は、また私かも、って……怖かったの……! でも……そんな恐怖、から立ち向かって、……私のこと、 助け……てくれた、あなたを、……私が、傷付けてしまった……。 許されないって、わかってる……けど、許してほしい。 ……本当に、ごめん、なさい」