安心したのと つられたので思わずふふ、と笑う。



「……っ」


師匠が何故か背中を向ける。


薄っすらと耳が赤くなってるのは気のせい……?


いや、これって……



「師匠?!熱ですか?!」


「……いや、違う」



「で、でも、一応保健室行きましょ」


もしかしたら熱だったかもしれないし。



少し強引に師匠を保健室に連れて行く。


「先生、いないみたいですね……ま、いっか。じゃあ師匠ゆっくり休んでくださいね」