「おねー、ちゃん……?だいじょうぶ?」


「あ、うん。大丈夫だよ。ありがとね、心配してくれて。――あ、もうこんな時間だ。寝ないとだね」



希星の部屋に行って少しだけ一緒に寝る。希星が寝たなと思ったら、布団から静かに出て、自分の部屋に。


そこから、ようやく私だけの時間になる。