目が覚めた。


アラームよりはやく起きれたのっていつぶりだろう。

水族館デートのとき以来かな。


時間を確認っと……、んん？



「ええええええええええ――！！！」




時計の長い針は７を指していた。


……まあ、遅刻するレベルじゃないけど。




「希星！ごめん寝坊した！！」


「ううん、だいじょぶ！」


はい可愛い。やっぱ世界一だなあ……ってそんなこと言ってる場合じゃないか。