家で道馬からのメッセージを受け取った月子は、緊張し、ドキドキして、それを開いた。
だが、すぐにその顔色はどす黒くなる。
「お姉さんと同じ職場なんだよね」
そう道馬からのメッセージには書かれていた。
なんですって、姉~っ、と思ったが、すぐに、よろしくお願いしますと自分のために頭を下げる唯由が頭に浮かんだ。
あの姉なら、そう言いそうだと思ったのだ。
なんだかんだで自分のことを気にしてくれている。
まあ、笑いながら、へこへこになった兜で殴ってきたりもする姉だが……。
あの日の帰り道、車でお姉様の話ばかりしていて、あの子とは仲良くしちゃいけませんって、お母さまに怒られたんだったっけ。
だが、それはそれ、これはこれだ。
月子はスマホを手に部屋を飛び出した。
今日は珍しく母が部屋にいたからだ。



