(仮)愛人契約はじめました

「あ、じゃあ、週末のコンパは、なしなんですか?
 ……みんなが怒りそうですが」

「そうねえ。
 コンパ行ったら、まーくん怒りそうだから。

 他の人に幹事任せるわ。
 そうだ。あんた、やってよ」

「えっ?」

「ヤンバルクイナが彼氏じゃないのなら、できるでしょ?」

 にんまり笑って、美菜は言ってくる。

「かっ、彼氏ではないんですけど……。

 お……王様なので?」

 自分たちの関係を説明するのに、いい言葉が出ず、迷いながら唯由はそう言った。

「勝手にコンパなんて行ったら、下僕は処刑されると思います」

「……それ、どういうプレイ?」
と美菜が眉をひそめて訊いてきた。