夢の中、唯由はひとり、真っ暗なあの道に立っていた。 練行が空をサーチライトで照らすと、黒い空に白くてまんまるな月が現れた。 そこから天女な月子が舞い降りて、暗闇なので気づかなかなったが、少し前を歩いていたらしい蓮太郎を迎えに行った。 いやいや、ちょっと待ってっ、と思う唯由に蓮太郎が振り向いて言う。 「王様ゲームはもう終わったんだ、唯由」 なんで、今、唯由って呼びますかーっ、と思っているうちに目が覚めた。