ふぅ…がんばんないと、!



柚稀くんには少し、だけ話そうと思う



大丈夫、だよね、?




『よしっ!』




柚稀くんはお部屋にいるのかな?




コンコンコン




『柚稀くん、いる、?』




ガチャ




柚稀「…あれ?みあちゃん。どうしたの?」



『えっと、その、今から少し話せますか…?』



柚稀「…うっ、うん。いいよ。部屋入る?」



『うん。ありがとう、』



柚稀「…どうしたの?」



『その、さっきの事と、昨日の事を話したくて、』



柚稀「そう、なんだ。聞くよ…」



『うん、昨日はビックリして叫んじゃったんだけど、昔にトラウマがあるの。それが夜一人で歩いてる時に知らない男の人達に拐われて、そ、その…レ、レイプをされた事があって…。』



『だからそれから少し、トラウマみたいになっちゃったの。だ、だから、柚稀くんだから大丈夫、なの…』



柚稀「…そんな事があったんだね。僕もみあちゃんに嫌われたのかと思って心配してたんだけどトラウマがあったら仕方ないよね。だけど本当のことが聞けて少しほっとしたよ。話してくれてありがとう」



柚稀「何か困ったこととかなんでもいいから相談乗るからね」



柚稀「みあちやんが1人で悲しんでるとこ、見たくないんだ…すっごく、苦しそう」



『っありがと、』



柚稀「いえいえ。」



『えっと、その、もう少し話聞いて貰えるかな、』



柚稀「うん。もちろん聞くよ」



『どんな、話をしても嫌わない、?信じてくれる?』



柚稀「勿論だよ」



『ありがと、』