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翌日も変わらない朝が来る。
A組の教室へ入ればハルナとカナが近づいて来て、休憩時間も友達と一緒に忙しく会話する。
そして放課後になればユウキが家まで送って帰ってくれる。
そんな、もう慣れてしまった1日がやってくる。
「おはよー」
A組の教室の戸を開けて、誰とにもなく声をかける。
普段なら必ず返事があるのだけれど、今日は珍しく誰からも返事がなかった。
どうしたのかな?
少し疑問に感じつつも、そのまま自分の席に座って教科書を引き出しの中へ入れていく。
そうしている間にハルナとカナが登校してきた。
2人仲良く肩を並べて、昨日のテレビ番組について話をしているみたいだ。
「おはよ」
机に座ったまま2人へ声をかける。
しかし2人はなにも答えず、そのままセイコの机の横を通り過ぎて行ってしまったのだ。
セイコは目を丸くして2人の姿を見つめる。
やっぱり声が聞こえなかったのかな?
でも、あんなに至近距離で声をかけたのに?
翌日も変わらない朝が来る。
A組の教室へ入ればハルナとカナが近づいて来て、休憩時間も友達と一緒に忙しく会話する。
そして放課後になればユウキが家まで送って帰ってくれる。
そんな、もう慣れてしまった1日がやってくる。
「おはよー」
A組の教室の戸を開けて、誰とにもなく声をかける。
普段なら必ず返事があるのだけれど、今日は珍しく誰からも返事がなかった。
どうしたのかな?
少し疑問に感じつつも、そのまま自分の席に座って教科書を引き出しの中へ入れていく。
そうしている間にハルナとカナが登校してきた。
2人仲良く肩を並べて、昨日のテレビ番組について話をしているみたいだ。
「おはよ」
机に座ったまま2人へ声をかける。
しかし2人はなにも答えず、そのままセイコの机の横を通り過ぎて行ってしまったのだ。
セイコは目を丸くして2人の姿を見つめる。
やっぱり声が聞こえなかったのかな?
でも、あんなに至近距離で声をかけたのに?



