「私先に行っちゃうよ……わっ」 突然腕を引っ張られ、ベットの上に倒れ龍樹に抱きしめられた。 「たっ龍樹!? 朝からこんなっ」 「もう制服着てる……なんかエプロンしてるの可愛い」 「い、いつもじゃん」 「なんか俺だけ特別って感じ」 そう言うと、龍樹はぎゅっと抱きしめてきて身動きが取れない……! 「龍樹、早く起きないと」 「ん……起きる。充電完了」 そう言って起き上がった龍樹はスイッチが入ったのか寝室から出て行った。