昼と夜の間で、僕らは手をつなぎ合う


永田さんが好きだ。それは幸せな感情だ。

けれどだからこそ、俺は怖くなった。


雨夜くんはすごいだとか、完璧だとか。

欠落した部分を埋めてくれるようでありがたかったはずの永田さんの言葉を、苦しく感じるようになった。


本当の俺を出して弱いところを見せたら、そのキラキラしたまなざしはなくなるんじゃないか。

完璧ではないと悟られたら、いらないって離れていくんじゃないか。そんな考えにおそわれた。


そのあと、祖母が倒れて。

母親のことを突然出されて、混乱して……俺は永田さんに、最低な本音をぶつけてしまって。

完全に嫌われたと思った。

思っていた人と違うって、永田さんの世界から、切り離されたって。だから……。