後悔が押し寄せたのは翌日だった。
なにも、『大嫌い!』『どっか行っちゃえ!』は言いすぎだろうよと。
少なくとも孫にとっては優しい祖母だったのだから、暴言で追い詰めるのはやりすぎだろうって。
だけど、正義感とプライドが邪魔をして。
『ばあちゃんが謝るまでは絶対に会わない』と意地を張り、その日以降、全く家に寄りつかなくなった。
「誕生日プレゼントは、父さんを介して渡してたんだ。それすらも止めてしまったら、本当にどこかへ行ってしまうような気がしたから」
「……」
「せめて電話ぐらいしておけば、暑中見舞いでもいいから出しておけばって、何度も後悔したよ」
天罰が下ったのは3年後。
骨折により足腰が衰えてしまった彼女をサポートするため、父と2人で移住した日だった。
ちょうどその時期は、高校入学前の春休み。
ばあちゃんの誕生日も近かったから、直接自分の手でプレゼントを渡すことにしたんだ。
仲直りと言うと聞こえがいいけど……これから一緒に住むわけだし。母親の二の舞になるわけにもいかないからさ。
天国にいるじいちゃんに心配をかけないためにも、ちゃんと落とし前をつけようって、腹をくくったわけ。
なにも、『大嫌い!』『どっか行っちゃえ!』は言いすぎだろうよと。
少なくとも孫にとっては優しい祖母だったのだから、暴言で追い詰めるのはやりすぎだろうって。
だけど、正義感とプライドが邪魔をして。
『ばあちゃんが謝るまでは絶対に会わない』と意地を張り、その日以降、全く家に寄りつかなくなった。
「誕生日プレゼントは、父さんを介して渡してたんだ。それすらも止めてしまったら、本当にどこかへ行ってしまうような気がしたから」
「……」
「せめて電話ぐらいしておけば、暑中見舞いでもいいから出しておけばって、何度も後悔したよ」
天罰が下ったのは3年後。
骨折により足腰が衰えてしまった彼女をサポートするため、父と2人で移住した日だった。
ちょうどその時期は、高校入学前の春休み。
ばあちゃんの誕生日も近かったから、直接自分の手でプレゼントを渡すことにしたんだ。
仲直りと言うと聞こえがいいけど……これから一緒に住むわけだし。母親の二の舞になるわけにもいかないからさ。
天国にいるじいちゃんに心配をかけないためにも、ちゃんと落とし前をつけようって、腹をくくったわけ。



