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放課後は雨がやんでいたのが少しだけ嬉しかった。
だけどやられることは昨日と同じ。
昨日と同じ体育館倉庫の裏で、私は突き飛ばされて制服を汚す。
キレイにしたばかりの真っ白な運動靴は水たまりにはまって早くも茶色く変色していた。
「お前が笑ってんじゃねぇよ!」
由希はそう言うと私の右頬に唾を吐きかけた。
夕里子は由希の隣でその様子をにやけた笑みを浮かべて見つめている。
真純はいつものように手鏡で自分の顔を確認しているが、どうしてここに来ているのか私には理解できなかった。
「笑ってないです」
私はか細い声で反論する。
いやたしかにあのとき私は頬を緩めていた。
でもそれは由希のテストを見たからじゃない。
自分のテスト結果が思ったよりもよかったからだ。
「お前私のことバカにしてんだろ! 勉強ができないと思ってんだろ!!」
由希は私の態度が気に入らなかったようで更に大きな声で罵倒しはじめた。
放課後は雨がやんでいたのが少しだけ嬉しかった。
だけどやられることは昨日と同じ。
昨日と同じ体育館倉庫の裏で、私は突き飛ばされて制服を汚す。
キレイにしたばかりの真っ白な運動靴は水たまりにはまって早くも茶色く変色していた。
「お前が笑ってんじゃねぇよ!」
由希はそう言うと私の右頬に唾を吐きかけた。
夕里子は由希の隣でその様子をにやけた笑みを浮かべて見つめている。
真純はいつものように手鏡で自分の顔を確認しているが、どうしてここに来ているのか私には理解できなかった。
「笑ってないです」
私はか細い声で反論する。
いやたしかにあのとき私は頬を緩めていた。
でもそれは由希のテストを見たからじゃない。
自分のテスト結果が思ったよりもよかったからだ。
「お前私のことバカにしてんだろ! 勉強ができないと思ってんだろ!!」
由希は私の態度が気に入らなかったようで更に大きな声で罵倒しはじめた。



