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「なんで返事が来ないの!?」
それは放課後になりみんなが帰りの準備を始めた頃だった。
突然真純が怒鳴り声を上げてガンガンと机を蹴り始めたのだ。
「どうしたの真純?」
由希が聞くと「彼氏から別れようってメッセージがあったの。返事したんだけど既読もつかないの」と早口で説明をしている。
「うっそ。それってブロックされたんじゃない?」
夕里子が顔をしかめて言う。
真純がそんな夕里子を睨みつけた。
「なんでいきなり? 全然意味わかんないんだけど!?」
必死で彼氏に連絡を取ろうとしている真純の様子は滑稽で、思わず笑みが溢れる。
だけど私に挨拶もせずに教室から出ていく旭の後ろ姿に気がついて、その気持はすぐにしぼんで行ってしまった。
私が別れたから真純も別れた。
これでいいんだ。
「有紗一緒に帰ろうよ!」
友人に声をかけられて、私は気を取り直すようにカバンを肩にかけたのだった。
「なんで返事が来ないの!?」
それは放課後になりみんなが帰りの準備を始めた頃だった。
突然真純が怒鳴り声を上げてガンガンと机を蹴り始めたのだ。
「どうしたの真純?」
由希が聞くと「彼氏から別れようってメッセージがあったの。返事したんだけど既読もつかないの」と早口で説明をしている。
「うっそ。それってブロックされたんじゃない?」
夕里子が顔をしかめて言う。
真純がそんな夕里子を睨みつけた。
「なんでいきなり? 全然意味わかんないんだけど!?」
必死で彼氏に連絡を取ろうとしている真純の様子は滑稽で、思わず笑みが溢れる。
だけど私に挨拶もせずに教室から出ていく旭の後ろ姿に気がついて、その気持はすぐにしぼんで行ってしまった。
私が別れたから真純も別れた。
これでいいんだ。
「有紗一緒に帰ろうよ!」
友人に声をかけられて、私は気を取り直すようにカバンを肩にかけたのだった。



