そんなとき、俺たちに姫ができた。 『遠野 美南ートオノ ミナーです! 皆さん、よろしくお願いします!』 美南は、桜来の幼馴染の女の子だった。 可愛くて、綺麗で、俺たちも誰からも反感を買うことはなかった。 桜来も、美南も、お互いを想い合っていたのが、 痛いほど伝わってきていたから。 桜来に、前に聞いたことがある。 美南に告らねーのかって。